砥部焼 蒼い向日葵
仕事のからみで砥部焼に絵付けをする機会が夏始めごろに訪れた。砥部焼きとは愛媛県の名産である焼き物だ。ひとづま日記でも一度ご紹介しているはずだが・・・わが家にも何枚か砥部焼きはあるが、焼き上がりの前の絵付けだの、という機会は初めてだ。しかし絵付けをして焼きあがるまでに約1ヶ月もかかるという。なんとも気の長いことよ、と思った。8月の始めに絵付けをしたら夏休みの終わりごろ、ほとんど忘れた頃に出来上がるというのか。とかなんとか思っていたらふとイワゴンの誕生日が9月に迫っていることを思い出した。ところでイワゴンと私とは特別な男と女の関係でも親戚でもない。(たぶん・・・いやある意味特別かな?)よってイワゴンへ贈り物をするなんてこと、別段待ちに待っていたわけでもなく、昨年の誕生日など、なにもしなかったと記憶している。う〜ん、ただねぇ、特別の関係ではないけどイワゴンはいろんな意味で私にはちょっと気がかりな人物であることは断言できるかしらね。そんなわけでふと、この砥部焼の絵付けなど、実にオリジナリティーのある作品?を今回はイワゴンへ贈ろうかしら?と考えたのだ。そこに至る経緯は実に自然体だった。仕事といっても仕事中に拘束されるような絵付けの段取りではなかったので息子のアニエスも巻き添えにした。私が作った湯のみには「蒼い向日葵」を描いた。絶対にこの絵にしようとかそういう意気込みではなかったけど。
ま、それが以下のような作品になったというわけ。下手くそ?まぁなんとでも言うがよい。これ以上に二つとない作品には違いないのだから・・・うふっ   2005年 初秋